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辻 宏和; 塚田 隆; 加治 芳行; 宇賀地 弘和; 中野 純一; 三輪 幸夫
JAERI-Conf 2001-008, p.187 - 203, 2001/07
照射誘起応力腐食割れ(IASCC)は、照射と高温高圧水による腐食が作用することによって生じる材料劣化現象である。原研では、IASCCの支配因子を探索し、この現象の機構解明、対策技術の開発につながる基礎的知見を蓄積することを目指した研究を行ってきた。この研究の中で、ステンレス鋼のIASCC挙動に及ぼす核種元素の影響を明らかにする等の成果を得た。近年、軽水炉の高経年化対策の中で、IASCC研究の重要性に対する認識が高まり、原研ではIASCC研究の体制を充実させて多様な展開を図る新しい研究プログラムを開始することとした。その中で、IASCCの機構解明に向けて、パラメトリックなデータ取得,JMTRによる照射下SCC試験の実施に向けた技術開発・高度化を行うほか、通産省プロジェクトの枠組みの中で維持基準の策定に向けたデータ整備にも力を注ぐことを計画している。